2022年04月12日

2021年度 開催したセミナー情報

2021年度 開催したセミナー情報

【2021年 株式会社コスモ・キャリアアップ研修】

~ オンライン研修(東京)2021年11月20日(土)~

◆11月20日(土) 10:00~11:30
「座談会 現場での高評価の講師の話を聞こう」


弊社で稼働している先生方の中で、学校現場での評価が高い方をゲストに迎え、高評価の原因はどこにあるのかを座談を通じて探っていこうという趣旨で実施しました。
ゲスト講師は大変気さくに且つ真摯に参加者の質問に答えて、自らの体験を話してくれました。ゲスト講師は「こんな先生をもう1名派遣してくれませんか?」とリクエストされる程の講師で、授業は勿論ですが、その熱意や周囲への気配りも素晴らしい。何の職種でも同じでしょうが、初めての職場に行き、状況が不明な所もありながら業務を行っていかねばならない派遣の講師は、やはり独自の哲学が必要なのかも知れません。同じ派遣という立場で働く者だからこそ共感しあえる部分を発見できた会になりました。
・参加者:15名
・参加者の声:
「今回は自分自身の事を言語化する良い機会になり、同じ境遇にある先生方とも交流ができました。今後また研修があれば、できるだけ参加したいと改めて感じました。」
「生徒からの質問に答えられなかったらどうしよう?というのは自分だけの不安ではないと分かりました。安心したと同時に参加している先生方に親近感を感じました。」
「私は幼稚園での勤務なので、学校で勤務されている方々とは少し違いましたが、扱いに困る父兄にストレスを感じている点では同じでした。」
「これから教員の仕事に就こうとしている私には、他の先生方がどれだけ授業準備に時間をかけ、どんな予習をしているかの話が聞けて良かったです。」
「挨拶をしっかりする、周囲の状況を見て余計な摩擦を起こさず振る舞いながら、質問・確認や報告はしっかり行っている先生の姿がイメージできました。」

 

~ オンライン研修(東京)2021年11月13日(土)~

◆11月13日(土) 10:00~12:00
「SDGs研修研修」

〈講師:コスモ登録講師 中村 雅子〉
広範囲にわたる内容でしたが、全体像を把握する目的で、SDGsの歴史的背景から始めて、日本の生活文化との関わり、教師としていかに共生の心を持ち行動すべきか、学校現場の実践事例、最後に自治体として豊島区の例を挙げて、ここが「消滅可能性都市」だった処から「持続発展都市」へと躍進しようとしている事実の紹介がありました。
第4の目標である「質の高い教育をみんなに」が残りの16の目標と密接に関係している事から、教育の力で世界をどう変えていくかを考える力とそれを実践する意思を持つ子供を育てていこうと、参加者が教員の使命を強く感じあえた時間となりました。参加者は自分の担当する教科の授業で、どんな取り組みが可能か?と早速模索し始めている様子でした。
・参加者:15名
・参加者の声:
「研修の序盤では自分にも改善すべき部分が色々あると反省しつつ、この目標は実現できるのか?という思いがありました。話が各論に移り具体的な解決策の話になり、自分にもできる可能性が広がったように感じました。豊島区の取り組みは成功例を観る事で序盤の疑問が払拭、きっと達成できるという希望が見えました。リーフレットも良い内容で私も授業で使いたいです」
「SDGsは名前だけは知っている程度でしたが、何か大変な事をするのかと思っていたら、不要になった本を寄付するなど、小学生でも可能な身近な事から取り組めると分かり安心しました。専門が英語なので関係する英文を生徒に読ませて一緒に考えたいと思います」
「歴史的な背景から説明が聞けて分かり易かったです。昔の日本では当たり前だった「物を大切にする精神」ですよね。教科を横断し総合的にSDGsについて取り組むのも面白いと思いました」
「SDGsについて教科としては「家庭科」との関りが強いと感じました。子供たちにとってはどこかの偉い大人が考えたこと、と思っているかも知れませんが、生活をベースにした自分たちの為の活動だということをもっと伝えられたらと思いました」

 

~ オンライン研修(東京)2021年10月30日(土)~

◆10月30日(土) 10:00~11:30
「家庭科 授業研修」

〈講師:コスモ登録講師 中村 雅子〉
テーマは「個別最適で協動的な家庭科の授業を作ろう」。コロナ禍で大切なことは、みな家庭科に関わっている、という講師のメッセージから始まって、求められる家庭科の授業について、時代の変化を視野に入れた高い需要に話が及ぶ。参加者は自分の担当する科目に誇りが持てたようです。
現場経験豊富な講師から、実際の中高生の現実の声を4例、意見交換の議題に取り上げて、参加者の意見を聞く中、実習の途中プロセスの失敗も幸いに転じさせる事が可能だという事が学べました。家庭科の様々な授業例からは、教科書の中だけでなく広い視野で家庭科を捉えることで、取り上げるものを色々工夫できる事を確認できました。講師が何より、家庭科の大切さと楽しさを知っているので、それを教員の方々にしっかり伝えたいと言う家庭科愛に満ちた研修会になりました。
・参加者:8名
・参加者の声:
「学校現場で自信を喪失する事があって、消極的になっているところでしたが、家庭科の授業の楽しさを伝えてくれる中村先生の話を聞き、意欲が戻ってきました。」
「さすがにベテランの先生の何気ない一言にも、その奥を聞いていくと深い意味があって、最後まで興味深く参加できました。」
「現在、教員免許を更新中で、まだ現場経験はないですが、中高生の現実の声から、何より楽しさを体験できる実習を私もやりたいと思いました。」
「授業計画を追いかけるだけになっていた二学期だったので、今日の研修はいろいろ考えさせられました。教員だけでない社会人経験のある私たちができる、実生活に沿った体験をまじえての授業を心がけようと思いなおせました。」

 

~ オンライン研修(東京)2021年8月6日(金)~

◆8月6日(金) 10:00~11:30
「保健室から見た心の健康」

〈講師:コスモ登録講師 大川 祥代〉
長年、小・中学校の保健室で勤務してきて、それと同時に全国の不登校児や障害を持つ子供の父兄の相談に乗ってきた講師が、自らの体験を元に、保健室での勤務から窺える最近の子供たちの悩み、父兄の悩み、教員の悩みの3項目についての私見をまとめてくれました。各教科の先生と担任、それに保健室のスタッフやカウンセラーとの連絡がスムースな学校ほど生徒のケアは上手くいっています。保健室でしか見せない生徒の本音の姿は担任も知らない事もあります。大川講師は自身の体験を限られた時間内でコンパクトにまとめてくれました。
締めの講師の言葉は、アメリカインディアンの子育て四訓、「乳児はしっかり肌を離すな。幼児は肌を離せ、手を離すな。少年は手を離せ、目を離すな。青年は目を離せ、心を離すな。」でした。
・参加者:8名
・参加者の声:
「学校で実際にあるお話を元にその背景や具体的な対応策などをお聞き出来て、感慨深い時間でした。大川先生とも直接お話ができ嬉しく思いました。発達障害の子供が複数いて諍いがある場合の自分の立ち位置について、躁鬱状態が長引いている児童への声がけの仕方など、もっと色々質問したかった。次回の研修会を心待ちにしております。」
「生徒と関わっていく中で全ての教師が認知するべき内容ばかりで、とても勉強になりました。周りのママさんたちにも共有したいと思います。経験豊富な大川先生のお話をもっとお伺いしたく思いました。」
「教員経験の短い私には学ぶことが多い研修会でした。学校でのいじめやトラブルは生徒自身の問題というより生徒を取り巻く環境など様々な要因があることを知りました。大川先生のような方が近くにいてくれたら生徒や保護者はどんなに心強いだろうと思いました。」
「私はまだ授業をするので精一杯なので質問する程の経験を持っておらず、踏み込んだ質問ができなかったのが残念です。半年か1年後に是非また大川先生の研修を受けたいです。」

 

~ 関西第2回 2021年7月31日(土)~

◆7月31日(土) 15:00~17:00
「SDGs研修会」

〈講師:コスモ登録講師 竹中 美貴〉
昨年度に続き、新型コロナウィルス感染拡大予防のため、対面形式ではなく、オンライン形式での開催となりました。今回のテーマは、教育業界に勤務するものは当然のことながら、社会一般でも話題となっております『SDGs』を取り上げました。SDGsの言葉の意味に始まり、その内容の概略説明と参加講師全員への参加意識を高める手法として、アクティブラーニングの手法を取り入れて、いかに学ぶかをポイントに、特に世界のSDGsという視点で、特定の国について、様々な角度からグループワークでの話し合いを通して、考えていただく機会と致しました。
・参加者:10名
・参加者の声:
「講師の方がどんなことも肯定的に反応する姿勢が参考になりました」
「オンラインでの授業をする際のアクティブラーニングの方法などを参考にしたいと思いました」
「アクティブラーニング、SDGsについて学べて充実した内容でした。グループワークでは、討論が発展していく様が参考になりました」

 

~ 初任者研修会 2021年7月度~

◆7月度 コスモ本社&オンライン
「初任者研修」

〈講師:コスモスタッフ 柳 一史〉
さる7月10日、31日でコスモから初めて勤務する事になった方に「初任者向け研修」を実施しました。言葉遣いや勤務先で知り得た情報の守秘義務について、またこの1学期で数件発生した勤務上のトラブル事例についても、派遣講師として把握してもらいたく紹介しました。
職場で生徒といっしょに撮った写真を軽い気持ちでSNSに投稿してしまったり、ずっと以前に投稿した内容が消去されずに残っていて、それが今になって生徒・父兄の閲覧するところとなり問題となったり、教員という職種は有名人と同様、そのプライバシーを詮索される職業であると改めて参加者は認識しました。自分の名前で検索をかけると何が結果として表示されるのか、教室内で何気なく発言した内容に不適切な部分があると素早く拡散してしまう世の中である、生徒はそのツールを持っている、一度拡散した内容は消去できないと、各人がネット社会で教員をやる事の落とし穴について考える機会になりました。
授業については、これは永遠の課題でしょうが、問題になる程ではなく授業としては無難ではあるものの何か足りないと言えば足りない。あともう一歩何かがあれば…という講師が多いと言う事実である。そのもう一歩をつかんで一段上のレベルの講師になる助けとなるよう授業に特化した研修についても計画していきたいと弊社も感じる機会となりました。
「初任者向け研修会」は毎年4月、5月で今後も確実に継続して実施していく予定です。

 

~ 第2回 2021年4月24日(土)~

◆4月24日(土) 14:30~16:30
「タブレット研修⓵」

〈講師:コスモ登録講師 小船 幹生〉
タブレットにまだ触れたことがない方を対象に、Keynote を使えばこんな事ができるという講師からのデモンストレーションがあり、その後スライド作成の入門として、文字の入力、コピー&ペースト、画像の取り込み、アニメーション機能のいくつかを実際に体験して頂きました。
デモでは講師の実戦向きのアイデアが色々盛り込まれており、参加者はひとつひとつに納得して頷いていました。学校現場では必須の能力になってきている中、気にはなっていたがまだ体験していなかった方々が、今後継続して学んでいきたいと、その面白さや授業で使える可能性に目を見開かれた2時間になりました。
・参加者:6名
・参加者の声:
「Keynoteでどんな事ができるのか全体像が分かり、やれることから実践したく思いました。充実した時間となりとても感謝してます。知識豊富で分かり易い講師でした」
「プリント学習の答え合わせの際や、英語の文章の音読の際に使えそうです。これまで未経験でしたので、とても参考になりました」
「職場で使っている先生を見て気にはなっていました。もう少し慣れないと実際の授業では難しいですが、イメージが掴めました。他の先生方にも質問がしやすくなりました。色々な事ができそうで面白く、続けてもっと学習したいと思いました」
「とても分かり易く、やってみたい! という意欲を持たせてくれる内容でした。今までは口頭で説明していた所を視覚で示していきたいと思います」

 

~ 第1回 2021年4月17日(土)~

◆4月17日(土) 10:00~12:00(オンライン)
「生徒統制」

〈講師:コスモ研修担当 柳 一史〉
本年度最初の研修会。ベテランの教員が従来の感覚で深く考えずに発した言葉や、親しみを込めてとったつもりのスキンシップが、受け取る側からすれば思わず暴言や体罰となる可能性がある。
最近の学校現場で実際にあったクレーム事例を元に、生徒への微妙な心配りが必要になってきている学校の傾向を確認。その上で教室内の生徒統制にあたって、なれ合いにならずディスタンスを保ちながらこちらの指示や意図を伝える方法について検討しました。参加者には本年度の自分の目標も発表してもらいました。
・参加者:8名、オブサーバー参加9名
・参加者の声:
「プロとして、うるさい生徒を相手にしてもクールに平常心を持って、感情的にならないでするべき事をこなすという姿勢で自分もやってみようと思いました」
「『奇跡の人』は本当に良い映画です。教える側に立つ者としてモチベーションを維持させる刺激を 適宜自分に与えようと思います」
「私も最近の生徒には、細心の注意をもって接する必要があると実感していたので、身近で起こった実例を聞いて心したいと思いました」

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